iPhoneの調子が悪い時に試したい3つの操作(マルチタスクの削除・再起動・リセット)

iPhoneを使っていると画面が遅くなったり固まったりして操作できなくなることがあります。バッテリーの減りが早い時なんかもありますね。
そんな時には「マルチタスクの削除」「再起動」「リセット」を試してみましょう。やり方はとても簡単です。
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アプリのキャッシュを消すマルチタスクの削除
iPhoneの調子が不安定になった時にまず試したいのが「マルチタスクの削除」です。
アプリは動作を安定させるために「キャッシュ」というものを持っています。簡単に言うとよく使うデータ(情報)をアプリの中に残しておくことで毎回読み込む必要がなくスムーズに動かすことができるようになるものです。
このキャッシュが悪い影響を与えてしまうこともあるので一旦削除します。
使うのはホームボタンです。
ホームボタンを素早く2回カチカチッとクリックするとマルチタスク画面(左の画像)になります。
ここでキャッシュを消したいアプリの画面を上に向かってスワイプします。
キャッシュを消してもアプリ自体は削除されませんし、設定などの主要なデータも消えることはありません。
基本的にはこの操作だけで良くなることが多いです。
それでも調子が悪い場合は再起動
アプリを頻繁に切り換えたりしてiPhone自体に負荷がかかりすぎるとマルチタスクの削除だけでは改善されない場合があります。その時にするのが「再起動」です。
先ほどのマルチタスクの削除ではひとつひとつのアプリのキャッシュを削除しましたが、再起動をするとすべてのアプリのキャッシュを削除して、iPhoneをいちばん良い状態にしてくれます。
バッテリーの減りが早い時やiPhoneが熱い状態が続いている時にも有効です。
使うのはスリープボタンです。
スリープボタンを3秒ほど押し続けると[スライドで電源オフ]が表示されるので右にスライドしてiPhoneの電源を切りしましょう。
iPhoneの電源が落ちた状態になったら、もう一度スリープボタンをリンゴのマークが出るまで押し続けて再起動します。
アプリを使っていない時にも裏で動作する「バックグラウンド機能」のあるアプリは再起動をすると動作が停止してしまうものもあるので再起動をしたらもう一度アプリを起動しておきましょう。
画面が固まってどうしようもない時はリセット
マルチタスクの削除と再起動をしても症状が改善されない時は強制リセットをします。
スリープボタンとホームボタンを同時に押し続けます。
リンゴのマークが表示されたら指を離して待ちましょう。リセットされて自動的に電源が入ります。
リセットはiPhone自体にいい影響を与えないので最終手段として使用しましょう。まずはマルチタスクの削除と再起動から!
iPhoneは以前と比べてずいぶん動きが速くなっていますが、それでも調子が悪くなる時はあります。
今回紹介した3つの方法を使えば症状は改善されるはずです。しっかり覚えていつでも使えるようにしておきましょう!
それでもダメならGenius Bar(ジーニアスバー)を予約してApple Storeで直接相談してみましょう。(下のアプリを使えばiPhoneアプリ内から予約ができます)